
「ナショナル・シアター・ライブ」を観た上で作品について語り合う討論会の第3回で、シェイクスピアの四大悲劇の一つ『リア王』について語り合った。主演はイアン・マッケラン。観客との近接を重視したマッケランの希望によって、小さな小屋であるデューク・オブ・ヨークス劇場で2018年に上演された公演。日本での上映は2019年4月。20分の休憩を挟んでの220分。演出ジョナサン・マンビィ。79歳という老王リアとほぼ同年のマッケランが、舞台上で本水を浴びながらの熱演を繰り広げた。97名もの多くの参加者を得て活発な議論が展開された。