
ルーマニアのシビウ国際演劇祭は、2018年に創設25周年を迎え、世界でも有数の国際演劇祭として注目を集めている。その演劇祭の総合芸術監督であり、国立ラドゥ・スタンカ劇場の名優でもあるコンスタンティン・キリアック氏をお迎えし、シビウ国際演劇祭の魅力を語っていただいた。演劇祭の歴史を記録した映像を見ながら、シルヴィウ・プルカレーテとの交友や、故・中村勘三郎や串田和美など日本の演劇人との親交が熱く語られた。また、「桜姫東文章」を原作としてキリアック氏が上演台本・演出を担当した舞台「スカーレット・プリンセス」(2020年5月3-5日東京芸術劇場来日公演予定)の映像説明もあった。