第36回サンパウロ・ビエンナーレ・プレイベント「不気味の谷:ヒューマノイドの情緒性」
Invocation #4 東京 2025年4月12日(土)〜14日(月) The 5th Floor 草月会館 東京大学駒場Ⅰキャンパス21 KOMCEE Westレクチャーホール 2025年度

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東京大学芸術創造連携研究機構がプログラムの一部を共催するイベントの案内をお知らせいたします。

本年9月に開幕する第36回サンパウロ・ビエンナーレは、プレイベント「Invocations」をマラケシュ、グアドループ、ザンジバルで開催し、異なる海域や大陸を巡り、それぞれの地域の文化や伝統と深く対話を重ねてきました。4回目のInvocationは、「不気味の谷:ヒューマノイドの情緒性」と題して東京で行います。

日本のロボット工学者、森政弘氏によって1970年に提唱された「不気味の谷現象」の概念に着想を得た東京での「Invocation」は、テクノロジーに直面したときに発生する人間の複雑な側面や、アート、人工知能、身体性が交差する場所で生じる問題について考察します。

このイベントは、人工知能がアートの創作に与える影響、機械の能力や表現力、機械と人間との間に存在する感情的なつながりなどをテーマに繰り広げられます。さらには、この講演では、伝統的な能、禅の概念、自習機能を備えた高度な自律型ヒューマノイドを取り上げながら、ロボット工学の進化と日本の文化・歴史との関係性について議論します。

東京大学芸術創造連携研究機構は、4月14日のイベントをサンパウロ・ビエンナーレ財団と共催します。

Invocation #4 東京
不気味の谷:ヒューマノイドの情緒性
日程:2025年4月12日(土)ー14日(月)
入場:無料

共同企画:アンドリュー・マークル、杉山加奈子
詩のプログラム・アドバイザー:ジョーダン・A.Y.・スミス
ローカルプロデューサー:岩田智哉

【日程・会場】
※ 各日程・プログラムによって会場が異なりますので、ご注意ください。
※ プログラムの参加にはご予約が必要となります。(定員制)
※ 参加者・登壇者の詳細プロフィールはこちらをご覧ください。

■4月12日(土):The 5th Floor 台東区池之端3丁目3-9 5F
16:00:開会
16:30:開会の言葉
17:00-17:30 :詩の朗読 – 向坂くじら
17:30-19:30:ラジオ放送のトークセッション Multiple Spirits
16:00-20:00:上映プログラム
[上映プログラムは、4月13日ー14日(13:00-20:00)にも開催されます]

■4月13日(日): 草月会館 港区赤坂7丁目2-21
11:00-11:30 :開会の言葉
11:30-12:10 :詩のパフォーマンス 吉増剛造 マリリア
12:10-12:30:リスニングセッション セシリア・ヴィクーニャ
        「Rain Dreamed by Sound: Reading Theresa Hak Kyung Cha」
12:40-13:25 :レクチャー・パフォーマンス 中井悠
14:30-14:45 :Multiple Spiritsによるインターベンション
14:45-15:45:「能、テクノロジーそして情動性」に関する対話
        登壇者:神谷幸江、毘堂、渡辺志桜里
15:50-16:05 :詩の朗読 永方佑樹
16:20-17:20 :食のワークショップ 岩間朝子
17:25-17:55 :Multiple Spiritsによるインターベンション
17:25-17:55 :レクチャー・パフォーマンス
        荏開津広「新宿ブレードランナーズ 日本のHIPHOP」
18:00-18:40 :ラップパフォーマンス  なみちえ、ダニージン、SRCFLP
19:00-20:00 :新作能のパフォーマンス 渡辺志桜里

■4月14日(月): 東京大学駒場Ⅰキャンパス21 KOMCEE Westレクチャーホール(東京大学芸術創造連携研究機構と共催) 目黒区駒場3丁目8-1
16:00-16:15 :開会の言葉
16:15-16:30 :詩の朗読 – 新井高子
16:30-17:15 :対話「デザイン・テクノロジー、地理的境界を越えた対話、そして感情的知性」
        T-マイケルとボナヴェンチュール・ソー・ベジェング・ンディクン
17:25-18:25 :ラウンドテーブル 「ロボット、精神そしてアート」
        登壇者:池上高志、上出寛子、野村在、長谷川祐子
18:30-18:45 :詩の朗読 青柳菜摘
18:45-20:00 :講演&トークセッション タビア・ニョンゴ「不気味な谷とサイボーグの憂鬱」

お問い合わせ:contato@bienal.org.br

このイベントは、ボナヴェンチュール・ソー・ベジェング・ンディクン博士の総合キュレーションの下、共同キュレーターのアリャ・セブティ、アンナ・ロベルタ・ゲッツ、ティアゴ・デ・パウラ・ソウザ、特別共同キュレーターのケイナ・エレイソン、そしてコミュニケーションおよび戦略コンサルタントのヘンリエッテ・ギャラスが参加する第36回サンパウロビエンナーレ「すべての旅人が道を歩くわけではない – ヒューマニティの実践」(Not All Travellers Walk Roads — Of Humanity as Practice)の一部を成しています。

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(掲載日:2025.4.4)